【第18回】Root スタッフ紹介リレー

 今回は入職して18年目、リハビリテーション室室長代行で長年ご活躍されている理学療法士 光永 大輔さんにお話をお伺いしました。

Q1.お仕事の内容を教えてください

 怪我や病気で動かなくなった体を改善させる仕事です。リハビリには理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3つの免許があり、私は理学療法士として働いています。 
 理学療法士は、筋肉・関節をはじめ、立ち上がる・起き上がる・歩くなどの動作にアプローチします。全般のリハビリを行っていますが、私自身、手関節・肩関節の骨折のリハビリを得意としています。橈骨遠位端骨折・上腕骨近端骨折等の手の骨折をされた方はぜひ尾中病院のリハビリにお越しいただけると幸せます。

Q2.理学療法士として長年働いていらっしゃいますがなぜ理学療法士になろうと思われたのですか?きっかけとかありますか?

 幼少期は祖父母に育てられおじいちゃん、おばあちゃん子でした。中学1年の時に祖父が脳出血を起こしました。手術し退院時は歩けていましたが、自宅で横になっている時間が増え、トイレに移るのもできなくなり祖母の介助量が増え、祖母の力になりたく介護士になろうと考えました。高校2年の時、様々な職業の方から話を聞ける授業があり、その中で理学療法士の方の話を聞きに行きました。その時に初めてリハビリという職業があることを知り、介護士になる前に祖父のように歩けなくならないこと防ぐことができれば、家族への負担が少なくなると考え理学療法士になることに決めました。

Q3座右の銘は?と聞かれて思いつく言葉は何ですか?

 座右の銘ではありませんが、好きな言葉は「向上心」と「信念」です。

 医療業界は日進月歩であり、日々新しい情報が出てきます。そこで仕事に対する向上心を持ち自己研鑽を行います。また、習得した知識を元に、技術に転換させ信念をもって治療することを心がけています。

Q4.尾中病院で働いてきて一番印象に残っていることは何ですか?

 2020年の新築移転です。

 旧病院は建物が古かったですが、建物が新しくなりモチベーションも上がりました。引っ越しと患者さんの移動は大変でしたがスタッフ一丸となって取り組めた事が一番印象に残っています。

次回は光永さんからの推薦で療養病棟の品川主任にお話をお伺いしようと思います。