2019年11月より変更された法人名「いち樹会」には、
地域に根を張り、医療、介護、予防、終末期援助などいくつかの枝を伸ばし、
葉を茂らせ、成長し続けていく
といった想いが込められています。
いち樹会で働くスタッフが、地域のみなさまとの関わりについての想い、職場の雰囲気などを、それぞれの視点からリレー形式でお伝えしていきます。
記念すべき第1回目は社会医療法人いち樹会 理事長(尾中病院 院長兼任)の尾中 宇蘭先生にインタビューしました。
Q 地域との関わりについて、率直な思いをお聞かせください
(尾中)
地域にお住いの方々は高齢化が進み、困り事や出来なくなることも増えてくると思います。我々も一緒になって神原地域を中心に、みんなで出来ることを寄せ集めて、協力し合える関係でありたいと思っています。
地域医療・介護のサポーターとして、地域に少しでも貢献できればと考えておりますので、お困り、お悩みの際はぜひ頼ってください。
Q 一緒に働くスタッフについて、どう思っていますか
(尾中)
皆さん本当によくやってくれています。当法人は患者様、利用者様の層が幅広く、それぞれに適した対応が求められることも少なくありません。スタッフひとりひとりが当法人の基本理念にある『「いきる」を考える、「いきる」に寄り添う』という基本姿勢を忘れずに、今後とも日々勉強を続けながらより良いサービスが提供でるよう努めて参ります。
Q いち樹会の将来像をどう考えていますか
(尾中)
2020年3月に移転新築で常盤町から寿町に基盤を移してきてからすぐに、新型コロナウィルスの影響もあり社会全体における医療、介護のあり方に大きな変動が起こっている時代となっています。そんな中で思考停止にならず、自分たちが出来ることを常に考え行動すること、ただ同じことを繰り返すのではなく、時代に即したサービスを提供すること、患者様、利用者様ひとりひとりと接する中でたくさんのことを学び、考え、成長していく組織であり続けたいと思います。
地域の皆様におかれましては、今後ともお力添えくださいますようお願い申し上げます。
いつも忙しい尾中理事長ですが、地域における関わり方、一緒に働くスタッフへの気持ちをあらためて聞くことが出来ました。
次回は一般病棟(3F)の師長であり、現在法人全体の教育・研修にも携わっている宇多村 順子さんを予定しています。