【私たちのお仕事紹介】診療情報管理室 編

「あなた」を支える縁の下の力持ち、診療情報管理室についてご紹介致します。

【診療情報管理室について】
 診療情報管理室は、膨大な診療情報の記録・収集・保管・提供が適正に行われるよう管理すると共に、集約した診療情報を加工・分析し、診療現場からの様々なニーズに適した情報を提供することで、医療の質の向上、病院経営の健全化に寄与する部門です。
 当院では平成28年10月に電子カルテが導入され、それまでの紙カルテから運用が大きく変わりました。電子カルテの導入により、今まで以上に情報の収集・活用が容易となり、その重要性も増しております。

【診療情報管理士とは】*一般社団法人日本病院会 診療情報管理士 通信教育ホームページ(https://jha-e.jp/)より抜粋

「診療情報管理士」とは、医療機関における患者の様々な診療情報を中心に人の健康(health)に関する情報を国際統計分類等に基づいて収集・管理し、データベースを抽出・加工・分析し、様々なニーズに適した情報を提供する専門職種です。
 診療情報管理士は、日本病院会通信教育および日本病院会認定専門学校、大学にて統一されたカリキュラムで養成されており、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団の共同で認定された資格です。
 診療情報管理士認定者は、令和元年現在、37,000人を超え、医療の安全管理や病院の経営管理に寄与する高い専門性とスキルを必要とする職種として活躍しています。

【主な業務内容】
・電子カルテ記載内容の確認
・退院後に医師によって作成される退院時要約(退院サマリー)の確認
 および記載管理
・ICD-10、ICD9-CMによる疾病分類(病歴のコーディング)
・全国がん登録および集計資料作成
・DPC(診断群分類別包括支払形式)様式1の病名確認、TNM分類
・診療記録開示業務
・各種統計処理・資料の作成