防災管理者としての功績が称えられ、宇部・山陽小野田防災協会より、当法人の法人本部長 室田 義文 さんが表彰されました。今回は表彰された室田法人本部長へインタビューしたいと思います。
Q.この度の受賞についての概要を教えてください
A.まず、この表彰は長年防災管理者として勤めてきた方に与えられるものです。今回、防災管理者として私が表彰されましたが、私は尾中病院に対してだと思っています。職員の皆さんが常日頃、防災活動に真摯に活動してきた結果だと感じています。
Q.当院の防災の取り組みについて教えてください
A.病院は不特定多数の方が出入りする建物であるため、消防法によって特定防火対象物として防災設備や防災の運用に関していろいろな義務が課せられています。そのため、病院の職員の中から防災管理者を選任し、委員会を立ち上げ、防災活動に取り組んでいます。当院については、令和2年の3月に新築移転をし、耐震化基準を十分に充たし、防災設備を完備した安心して過ごせる建物となりました。
また、防災管理とは事業所が自主的にその責任において行うことが原則あり、当院では消防計画作定や最低年2回の防火訓練・避難訓練等を実施しています。まずは患者・利用者さんや職員の命を守る気持ちで業務に当たっています。
Q.防災委員会の管理者としての今後の取り組みや展望、思いについてお聞かせ下さい
A.尾中病院を利用する患者・利用者さんや職員が安心して過ごせる施設作りを目指しています。また、現在では不測の事態が起こっても最低限事業が続けられるように事業継続計画(BCP)を策定中です。尾中病院周辺地域では特に水害が予想されます。水害が起こってもいかに事業を続けられるかが肝心だと思います。
室田法人本部長ありがとうございました。
今回のインタビューを通して、尾中病院の防災活動について再認識することが出来たと思います。新築移転をして建物が新しくなっただけでなく、地域に寄り添った病院を目指してどんどん新しい取り組みも考案し取り組んでいる様子がうかがえました。
今後も、地域の皆様が安心して過ごせるような病院づくりを職員一丸となって取り組んでまいります